エンターテイメント業界からみたスポーツは?

エンターテイメント業界からみたスポーツは

スポーツマーケティングセミナー「スポーツビジネススタジアム」2014/1/15(水)開催
【avex から見たスポーツビジネス・エンターテイメントとは?】と題し「エンターテイメント業界×スポーツ=??? ~~いかに集客につなげるか~~」

エンターテイメント業界からみたスポーツは?

エイベックス&デベロップメント株式会社 経営戦略室 マーケティング・コミュニケーションルームの東洋一氏に【エンターテインメント業界×スポーツ=?? ~いかに集客につなげるか~ 】と題し、集客を行う上で考えていること、オリックスとの共同企画であるベースボールエンターテインメント ダンスヴォーカルユニットに関する内容を中心にご講演いただきました。

オリックスバファローズのチアをプロデュース

ダンスヴォーカルユニットを構成するファクターとして、ビジュアル・ダンス・グッズ・パフォーマンス・SNS・楽曲の6要素が大切。メンバーの選定は合宿形式のオーディションで行い、TVメディアを入れることでプロモーション的仕掛けを展開させるというビジョンにはとてもワクワクする内容でした。特にお互いが話をして決めて皆で作り上げる意識がポイントであるとお伝え頂きました。

いかに球場に観に行きたいと思ってもらえるか

  1. 他球団がしていないことをして色を出す。
  2. 選手がメインでplayしやすい演出。
  3. 売れているアーティストを入れても本来の目的(=野球を好きになってもらうこと)とは、異なる

の3項目を念頭に置きつつ、ロッテのヒット曲で踊る動画の例を見せて頂きながら、一体感を作ってファン・選手・スタッフ皆で盛り上げていくことが重要であり、一体感を生み出すことでチームが潤い、それがスポーツ界全体が盛り上げることに繋がるというお話に、これからのプロスポーツの在り方が見えたようでした。

ダンスビジネス

中学校におけるダンスの義務教育化に伴って、ストリートダンス事業(アパレル、ダンスミュージック、DVD、シューズ等)の売上が伸びており、またスポーツ以外(例えば一般企業)にもダンスやエンターテインメント的要素を取り入れる傾向にあるという話は大変興味深いものでした。

質疑応答

今後のダンス事業の方向性やSNSを活用した告知方法など活発な質問が出て、参加者の皆さんも満足頂けた様子でした。改めてプロスポーツにおけるエンターテインメントの役割の大きさと新しい可能性を感じさせてくれる時間となりました。

開催概要

日 時 2014年 1月15日(水) 19:00~20:45 *受付:18:30~
表 題 avex から見たスポーツビジネス・エンターテイメントとは、いかに?
講 師 東 洋一 氏(エイベックス・プランニング&デベロップメント株式会社)
場 所 大阪産業創造館 ・大阪市中央区本町1-4-5 *アクセス詳細へ

講師紹介

・東 洋一 氏
エイベックス・プランニング&デベロップメント株式会社、経営戦略室 マーケティング・コミュニケーションルーム
兼アーティスト開発育成事業部プロフェッショナル育成セクション、兼アーティスト開発育成事業部、エイベックス・アーティストアカデミー大阪校

・プロフィール
プロスノーボーダーとしてヒューマンマンアカデミー講師を務め、2011年からはエイベックス・アーティストアカデミー大阪校の責任者を担い、また日本ストリートダンス協会ではストリートダンス検定の創設に尽力をつくしてこられました。現在プロ野球セ・パ3団のチアダンスチームの運営に加えて、先日発表のあったオリックスバファローズとの共同企画「ベースボールエンタテインメント ダンス&ヴォーカルユニット」に携わりプロスポーツを盛り上げています。