文化culture
スポーツは、西洋で古来より狩猟や戦闘行為などを起源としながら、神事・祭礼などにより伝承され、国や地域を超えて広がり発展してきました。また、スポーツの競技性に加え、爽快感・偶然性のもたらす娯楽性などから遊びとしても要素が多く、芸術性なども加え世界共通の文化として広く受け入れられています。
日本国内においては、「武」と「芸」に象徴される「道」として、体術の技法やその技術・作法、用具への知識・教養ほかを含め、道徳心からなる人としての考え方や生き方などを習得する教育機会として、すでに根付いていた「武道」と西洋文化を祖とするスポーツが融合した形で活用され浸透がはかられています。
このほか気軽な散歩や地域文化にふれるまち歩き等の健康運動(ウォーキング)や勝敗を目的としない娯楽性の高いものを「競わないスポーツ」と捉えた取り組みが行われています。
JACSの姿勢
日本でのスポーツは、明治維新以降に長い歴史の中で培われた日本固有の「武芸」文化を基礎に西洋から取り入れられたこともあり、まだまだ発展途上です。
我々はスポーツの価値を高め日本文化の一部となる位置づけへと発展させる多くの取り組みの一翼を担うよう、スポーツにまつわる物事を組み合わせた「スポーツ文化」の創成に努めます。
参照:文部科学省 スポーツ基本法
【スポーツは、世界共通の人類の文化である。】 ※スポーツ基本法(前文)より抜粋。
スポーツ庁